屋根と壁の改修工事に伴い施工方法を見直す

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屋根と壁の改修工事に伴い施工方法を見直す

スタッフブログ

2019/03/11 屋根と壁の改修工事に伴い施工方法を見直す

宮下板金①

 

当社のブログを検索し、毎回見に来て頂きまして
ありがとうございます。
既存の霧除け庇の施工方法を確認する


 

 

今回、お客様の屋根と外壁の大きな改修工事に
携る事となりました。当社が請負います範囲は
屋根になります。その中で今回特に拘りたい
部分は霧除け庇になります。

 

さて霧除け庇ですが、現在の住宅では不必要な
ものとして省かれる事が多くなってきています。
あくまでもなぜ不必要として省かれるように
なってしまったかについては後日改めて役割を
きちんと説明してみたいと思います。

 

霧除け庇の形には見た目も含めていくつかあります。
屋根の形状、仕上げ方、勾配など…

今回、霧除け庇の形状の中で軒先が水平になる
場合ですが、最も注意すべき点は壁側の雨仕舞に
なってきます。
屋根は基本的に勾配になっていて、雨水はその傾斜に
反って流れ落ちますが、下地や屋根の施工方法に
よっては壁側に雨水が伝わる事があります。

伝わって行った雨水が壁内側に入って場合には
ともすると雨漏りにつながる事があります。

 

さて今回の改修工事を行うまでに、既存の霧除け庇の
施工方法を検証します。

 

写真をご覧ください。

 

霧除け庇、改修前

 

 

写真の矢印で示した部分に注目願います。
壁側に入った雨水を外側に排出する様に屋根材の
一部を曲げ加工してあります。

 

これも良い考え方だと考えますが、もう少し工夫が
必要になります。雨水は基本高い方から低い方に
流れて行きますので曲げ方も勾配になる様に
するのが良いと考えます。ただし、経年劣化で
埃が溜まる事には注意願います。

 

また、壁の際に施工されるシーリングも関わって
くる部分になります。

 

 

次の写真をご覧ください。

 

役物端部、改修前

 

屋根の先端部分の唐草と呼ばれます役物ですが
矢印で示した部分はアダ折と呼ばれる曲げ加工が
してありますが、壁の中まで入った状態にしておくと
意外な事ですが、アダ折の中に入った雨水が
壁内まで伝わり雨漏りの原因になる事があります。

 

例え、壁との取り合い(境い目)に行うシーリングの
処理をしたとしても止め切る事は現実的には
無理だと考えます。

 

雨掛かりや雨水の流れ方、伝わり方を変える施工方法


 

 

先に説明を行った事を施工で形にしてみました。
写真2枚ご覧ください。

写真に施工する上で注意して行った部分に→を
しておきました。

 

霧除け庇、改修後

 

 

役物端部、改修後
違いは分かってもらえるかと思います。

基本的な事ですが、建物は垂直、水平、
傾斜(勾配)で出来ているので、特に我々屋根
業者は雨水がきちんと誘導できる施工を常に
考えて行かないといけません。

 

今回の事で、以前とは違う形でお客様には引き渡しが
出来ると思います。

 
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