ハゼ組屋根の手入れと補修、間違うケースが多い!

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ハゼ組屋根の手入れと補修、間違うケースが多い!

スタッフブログ

2019/05/29 ハゼ組屋根の手入れと補修、間違うケースが多い!

屋根、ハゼ、シーリング、塗装

 

飯田市の新規のお客様、屋根塗装、外壁塗装で当社のWEBサイトを検索して頂き、定期的に更新をしているブログを見に来て頂きありがとうございます。また定期的にご覧いただいていますお客様、いつもブログを見て頂きましてありがとうございます。

宮下板金①

 

 

今、お客様がお持ちの住宅もリフォームをする事で長持ちさせる事が可能になります。またリノベーションをする事で今の住まいの機能や性能を変える事が出来て、快適さを手にする事も可能になる最新の情報や考え方を提供できる場にしています。その為には住宅の今と昔、技術的な考え方を知ってもらう事も必要になります。

 

◇安易な修理の仕方で雨漏りをまねく


 

まずはこちらの写真をご覧ください。

屋根、鋼板、特殊葺き

 

屋根の一部を切り取る形になっていますが、屋根は心木ありの瓦棒になります。大まかな屋根工法の説明にはなりますが、画像に詳細な説明を加えて行くと板金の技術がつまった工法になります。次の画像に示しておきますのでご覧ください。

 

屋根、解説

今でも似たような工法はありますが、昔のような手間をかけた形での工法は見かける事はありません。余ほど文化財として認定されていない限りはないと思います。

 

さて、鋼板の屋根を維持していく方法としては塗装がまず最適かと考えます。ただし塗装を行う時期や施工方法によっては葺き替えを選ぶ方が良いと思います。塗装を行う事ですが鋼板表面や施工の方法をよく理解しておかないと雨漏りにつながる事があります。塗装を行う施工過程での高圧洗浄も噴水する向きや場所によっては雨漏りをさせてしまう事もあります。

 

当社であとよく見かける事例ですが、シーリング材(コーキング)を屋根のハゼ部(継ぎ目)、水止め部分、化粧スレート屋根継ぎ目、役物取り付け部にシーリング材を充填や塗布を行っているケースを見かけます。本来充填や塗布を行う部分は必要がありません!施工によって雨漏りにつながる事もあります。ただし、施工が必要で行う部分や施工後塗装を行う事で長持ちさせる目的の場所については行うべきだと考えます。

 

屋根、ハゼ、シーリング、塗装

 

シーリングに関しては充填や塗布を行ったとしても時期を見て再度行う必要が出てきます。基本そのものだけでは紫外線等の影響で劣化が進んでしまったり、使用するシーリング材の用途を間違うと長持ちしない事も承知してもらいたいと思います。

 

◆屋根を維持する方法は簡単なのか?難しいのか?


 

先に書きましたように屋根のハゼ部にシーリング材を使う事はNGになります。一度シーリング材を使用した場合、その劣化状況を常に監視できるような状態にしておかないと不測の事態が起きた場合に大きな影響が屋根下に起こると考えます。長年に渡り影響が出て塗装した表面やハゼの継ぎ目に大きな瑕疵がでて、雨水の流れによっては表面に症状がでたり、内側に入り込んで雨漏りが起きる事もあるでしょう。

 

屋根表面状態

 

 

ハゼ、腐食

 

ハゼ、内部の状態

シーリングを行う事は屋根の修理にとって最短で最適な方法ではないと思います。雨漏りが起きた場合には屋根をめくる事も必要でしょう。おそらくですがシーリングを行う事が費用的に安価である事だと認識されているのも現状ではないかと…。

 

◎まとめ


 

今使っていますガルバリウム鋼板も以前の亜鉛鉄板に比べて錆、腐食には強くなっています。また表面に塗装されている塗料や焼付も昔に比べて品質が良くなってきており、10年の保証が出来るようになってきています。また各社メーカーでもつ製品によっては個別に15年や20年の保証をしている塗装鋼板があります。しかし、一旦製品として世に出れば紫外線、風雨等の自然環境の変化で表面塗装は劣化や色落ちはするものの、定期的な手入れで長持ちはして行きます。

 

ただし、間違った施工を行えばいくら良いものであっても長持ちできません。是非何かありましたら専門の業者にお聞きください。

 

  • 宮下板金工業からお客様へ

飯田市で屋根塗装や壁塗装に、新たに暑さ対策を含めた建物の屋根、壁、雨といの改修をします。当社の紹介や仕事の内容、お得な情報を定期的発信していますブログになります。

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毎回変えて発信をします。

 

宮下板金②、雨漏り110番②

 

宮下板金工業③,雨漏り110番飯田店 看板③

 

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