瓦屋根をお持ちのお客様で確認を行ってくること

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瓦屋根をお持ちのお客様で確認を行ってくること

知って得する専門知識

2019/12/09 瓦屋根をお持ちのお客様で確認を行ってくること

宮下板金、キャラクター、みやちゃん (ブログ用)

お客様は「屋根塗装、外壁塗装、飯田市」のキーワードで検索をされて宮下板金のWEBサイトへ来て頂きましてありがとうございます。WEBサイト内にあります当社のブログは定期的に更新をしておりますが、その内容はお客様がお持ちになる住宅や建物の主に外皮(外廻り)の仕上がり、維持管理、リフォームに関する事を中心に書いております。

 

 

◎実際に瓦屋根をめくってわかること


 

当社の仕事の中で、屋根の葺き替えや雨といの掛け替え等がありますが、屋根には瓦屋根や鋼板屋根、化粧スレート屋根が当地域にはあります。

 

さてその中で最も当地域で多いのが瓦屋根になります。現在瓦屋根の葺き上がりも和瓦、洋瓦、平瓦と色も形も増えてきました。しかしその中において和瓦は最も今でも多く葺かれた屋根になっています。洋瓦や平瓦は現在、建物が洋風化してきていることから増えてきているのが現状ですが、近年の建築基準や災害等があることで施工のガイドラインも全瓦連で公開をされています。(のちらの最後でサイトの紹介をさせてもらいます)

屋根工事のプロ集団 一般社団法人全日本瓦工事業連盟公式サイト

 

前置きが長くなりましたが、当社の取り組みの中で重要と考えているのが建物の外廻り、外周部(屋根、壁、雨とい)になってきます。当社のメインである鋼板屋根のほかに瓦屋根やスレート屋根も維持していく屋根の仕上げとしては点検修理、補修を行う部分になってきます。今回は実際に瓦屋根を点検する様子を紹介しながら行きたいと思います。

 

画像をご覧ください。

瓦屋根、めくり、状態

 

瓦屋根をめくるとこのようになっています。

瓦葺きには大きく分けて乾式と湿式があります。違いは瓦桟(瓦棒)があることか土葺き(土)があるかです。地域によって違います。工法を決めているのには風が関わっています。当地域では強風といっても20m~30mの範囲であることや寒冷地であることも含めて湿式でなく乾式になっています。

 

ここで確認をしているのは瓦屋根に付いたほこりの状態や瓦の形状を確認しています。ほかには防水紙の表面状態も確認しています。画像をご覧ください。

瓦屋根、下地

 

瓦、形状、ほこり、水返し

 

〇雨漏りにつながる事実


 

さて、続いて確認をするところは画像の場所になります。

乾式工法では瓦桟(瓦棒)に瓦を引っ掛けてずれるのを防ぐ形で葺き上がって行きます。その瓦桟に引っ掛けている瓦の爪の下がどうなっているのかを確認します。実際に爪と防水紙が降れている部分をめくり下の状態を確認してみると…

画像のようになっていました。

瓦屋根、雨漏り、原因

 

防水紙に穴が開いていました!

瓦屋根、瓦桟、瓦棒

 

 

⦿事実は伝える中で室内側の確認をしてもらうこと


 

お客様には撮りました画像で説明を行い、起きています事実を伝えますが、最初からこのような状態であったわけでないことも説明をして行きますが、家の造りにもよりますが2階建ての場合、降雪があったり落雪があったりと経過によっては自然と起きてしまうことも考えていきますが、現状室内側で雨漏りが起きていない様でしたら、この先どう維持していくかについては費用面も含めて考えていきます。

現在ガイドラインでは雨水が浸入した際に流れ落ちていくような考えや爪の形状、瓦桟の寸法の規格化等でかなり変わってきています。

 

まとめ

現状をお客様自身に知ってもらうことは大事なことと考えております。また当社には瓦のことで協力をいただいております瓦屋根の専門業者がおります。お互いにそれぞれの情報を交換しながらお客様の屋根を守って行く事を行っています。

 

宮下板金工業からお客様へ

お客様がお持ちの住宅や建物の外皮(外廻り)は紫外線、風雨など影響を受けております。外皮に使われている素材、材料は時代の変化、要望により進化や変化しておりますが、実際に見直してみると維持管理や機能、性能を変える役割を持っています。逆に今の素材だけでは今の住宅を維持して行くのは難しいと考えます。

当社では住宅本来が持つ役割を見直しながらこのブログで発信をしていきます。

 

宮下板金工業③,雨漏り110番飯田店 看板③

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