Ｍ様屋根耐震工事（瓦屋根→金属屋根）つづき

飯田市で屋根の塗装や壁の塗装も含めた
屋根、壁、雨といの改修をします宮下板金工業が
当社の紹介や仕事の内容、お客様にとってお得な
情報を発信していますブログになります。

 

前回は屋根の改修のまえおきで終わりましたので
今回は作業の内容も含めて完成まで
進めさせてもらいます。

 

まずは、既存の屋根の瓦を下します。
現在は瓦は産業廃棄物として処理を行いますので
専門の業者に依頼しまして処分をしていきます。
その為の費用は発生してしまいます。作業は
クレーン等の重機を用いて下していきます。

 

 

 

下していく際、瓦、瓦桟、土などを細かく分別し
コンテナに入れていきます。
すべて下した時点で屋根は約５tほど軽くなります。
そのあと、再度防水シート貼りを行いまして
金属屋根葺きに進めます。

 

 

 

今回は、定尺の工法で屋根は製作をしましたので
下屋根に材料は荷揚げしておきました。
その後は屋根葺きを行っていきます。
屋根の雨仕舞にあたる棟、雨押えの役物を
取り付けた状態が完成となります。

 

さて、今回の葺き替えにより屋根の重さは約0.5t
になりました。約1/10になりましたので
建物への負担軽減になりました。
これだけ軽くなると地震のような瞬間的な
揺れにも対応が出来ると思います。

 

また今回の改修工事で使いました金属屋根の
材料は「フッ素鋼板」を使っております。
塗膜を20年保証が付いた商品になり、さらに
ガルバですので当面は心配がないです。

 

 

 

基本的な考えですが、頭が重たいと揺れに対して
建物はどう動いてしまうのか？
地震が多いこの日本での大事な考え方に
なると思います。
詳しくはまた書きたいと思います。