この先この雨といの役割は…

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この先この雨といの役割は…

スタッフブログ

2020/02/03 この先この雨といの役割は…

宮下板金、キャラクター、みやちゃん (ブログ用)

 

お客様は「屋根塗装、外壁塗装、飯田市」のキーワードで検索をされて宮下板金のWEBサイトへ来て頂きましてありがとうございます。WEBサイト内にあります当社のブログは定期的に更新をしておりますが、その内容はお客様がお持ちになる住宅や建物の主に外皮(外廻り)の仕上がり、維持管理、リフォームに関する事を中心に書いております。

 

◎足場まで掛けて屋根や外壁を塗装したのに…


 

気になったお宅がありました。屋根や壁はきれいに塗装がされていましたが、一部雨といに問題がありました。画像をご覧ください。

 

雨とい 変形 雨だれ

 

 

わかりやすい様に画像は一部編集をしてあります。

赤色の実線で書かれた部分が水平になりますが、雨といが真ん中編で垂れ下がっている状態がわかると思います。ちなみに、左側には竪樋があるという事は、右角から左角に向かって雨水が流れるように施工はされています。

そもそもですがなぜ雨樋がこれほどの変形が起きたかといえば…

  • 屋根に雪止めが設置していないこと
  • 雨樋の取り付け金具の間隔が広いこと

などが考えられます。

この地域でも毎年ではありませんが降雪があります。平均すれば10~20cm程度はあります。たまに30cm以上の時もありますので今現在は樋受けの金物は約60cmが標準となっています。

 

この建物の造りは大手ハウスメーカーです。どことは言えません…。

塗装を行う際に転落、飛散等の安全面から足場を設けることが必須になっています。その再気を付けるべきは、その他の状態もすべて確認をすることです。

 

〇お客様のためになっていない仕事になっている


 

基本的な考えですが、お客様自身はお宅の状態をすべて把握はできていません。例えば屋根や外壁を塗装したらきれいになる事はわかるかと思います。実はなぜそのことが必要であるかという事は事前にお伝えしたほうが良いと思います。

また、屋根、外壁以外にも気にかかる、修理を施したほうが良い場所についてはきちんと説明を行うべきだと思います。

今回の場合は雨といの修理です。

例えば今回の雨樋ですが、塩ビ製となっています。しかし、築年数によって起きることとして当初取り付けられた雨樋が販売されていないこともあります。商品にもサイクルがあり売れていない商品は販売中止になる時があります。

今回のようなケースでは可能性があります。

この場合にはお客様に説明をしておく必要があります。

 

⦿直しておかないと次はその下の屋根、雨漏りにつながる


 

今回の雨樋の変形ですが、どのような影響が出るかというと…。

変形をした雨樋の部分よりこぼれ落ちた雨水は下の屋根に部分的に落ちるようになります。せっかく塗装をした屋根を傷めることや屋根の継ぎ目から雨水が浸入することも考えられます。通常は起きない現象を引き起こすのが雨樋の変形を修理できなかったことで起きる危険性になります。

 

まとめ

建築業者、塗装業者からしたら余計なことかもしれませんが、引き渡した後に起きることについても責任を負う必要があります。

 

宮下板金工業からお客様へ

お客様がお持ちの住宅や建物の外皮(外廻り)は紫外線、風雨など影響を受けております。外皮に使われている素材、材料は時代の変化、要望により進化や変化しておりますが、実際に見直してみると維持管理や機能、性能を変える役割を持っています。逆に今の素材だけでは今の住宅を維持して行くのは難しいと考えます。

当社では住宅本来が持つ役割を見直しながらこのブログで発信をしていきます。

 

宮下板金工業③,雨漏り110番飯田店 看板③

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