屋根について
0265-23-0224
〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間:午前8時~午後5時
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屋根について
歴史の長く最も知られている素材と葺き方で、材質は陶器、石、セメントなどがあります。
現在では和瓦の他に洋瓦、平瓦があり、色目や製品の均一差、製品の改良から止水性もあがり良く仕上げに使われています。
・メンテナンスが比較的安価になる。
・直す部分が比較的少ない事。
・耐候性には優れている。
・色さめ等は製品の性格上少ない。
・屋根の重量が大きくなること。
・住宅の場合平均5~10tの間になる。
・地震の揺れには弱い。(耐震の補強がされていればOK)
・多雪の地域には向かない。
ただし近年の建物は構造の計算がされている為、瓦でも問題がない。
・最近の家の形が複雑でない。
家の形(屋根の形状)が複雑だと漏水の原因が多い。
瓦に引き続き屋根に多く用いられている屋根で住宅に限らず店舗や工場などの大きな建物にも用いられ、屋根の他に外壁にもその素材は使われています。
屋根の嵌合(つなぎ)にはハゼ式・嵌合式があります。
素材にはガルバリウム鋼板を基材に、つや消し塗料、フッ素樹脂塗装があり、塗膜によって10年、15年、20年の保証もあります。
ステンレスを基材に使う塗装鋼板、銅板、最新ではチタン製の鋼板もあります。
▲ボルト式折板
▲横葺
▲折板(ハゼ式)
▲段葺
▲長尺瓦棒葺
▲立平葺
・軽量である事。
・ある程度の複雑な屋根には対応が出来る。
・縦横の組み合わせも可能。
・鋼板の塗膜も従来に比べて保証が出来るくらいに寿命が延びている。
・素材の進歩も見られ寿命が延びてきている。
・トタン、ブリキのイメージが今でもある。
・メンテナンスに費用が掛かる(塗装、葺き替え)
・維持して行く為の費用は瓦より掛かる。
・音の問題、暑さの問題がある。
・製品的なイメージで敬遠される時がある。
金属に続いて多い仕上がりで住宅には使われている屋根材で、軽量である事や金属とは違い錆びない材料であることから、海辺などの地域で使われています。
瓦より軽い事から仕上げによく使われます。数年前に、その素材にアスベストが使われていたことから、一時減少はしたものの改良がおこなわれて、数年前よりまた使用されるようになってきました。
屋根の改修時期や改修方法に関しては専門業者のアドバイスを頂くことをお願いしています。
改修方法には葺き替えと塗装がありますが、金額で選ぶことも可能ですが屋根の状況によっては葺き直しも選択肢に入れておくことが大切となります。
特に雨漏りが起きている場合には塗装での直しは出来ない状態です。
▲完成時の状態
▲色あせの状態
▲塗装めくれの状態
基本防水材の屋根になります。表面に砂が張り付いていて、軽く比較的個人の方でも葺くことが出来る屋根として、最近また見直されてきました。
ただし、維持管理には注意した方が良い材料です。
▲仕上がりの状態
▲劣化の進んだ状態
劣化の目安は表面の粒状でついている砂がはがれてくる状態が目にするようになったら考えてもらった方が良いです。
塗装を行う場合にはメーカー推奨のマニュアルを確認の上行うようにしてください。
実際、雨漏りが起きてしまうケースも事例としてあります。
金属を使い、屋根の断面が大きい事からより大きな建物に向いています。勾配を緩くすることが出来て、現在主流の屋根材になっています。維持管理には塗装を用いますが、建物が大きくなるにつれて屋根の伸縮などの要因がある関係で、施工には注意が必要です。
また、鋼板の特性から熱が伝わりやすく室内への熱移動が起きて室内環境に影響が出る時もあります。
▲折板(ボルト式)
▲折板(ハゼ式)
屋根材自体の塗装を行う際は、雨仕舞を行っている部分の点検や不良の場合には、再度施工し直す事をお勧めします。塗装では雨漏りが止まらない為です。
また長い物でできている屋根に付いては、今後葺き替えたりする場合には費用の事も含めて、専門業者との打ち合わせが必要になります。
室内環境を変えるためには、大きく分けて「断熱」と「遮熱」があります。この二つについては全く性格が違うので、これについても専門業者に確認されることをお勧めします。塗装によるものについては塗装だけでなく、複合した考えで解消しないといけないと思います。
▲折板(ボルト式)
▲折板(ハゼ式)
●スレートの屋根の上に金属屋根を葺く方法(カバー工法)
●改修の利点
操業した状態でも施工可能(お客様の室内状況によっては不可の時もある)
スレートの劣化を防ぎ、漏水の解消
アスベスト撤去費用の軽減
室内環境の改善(室内温度を下げる) → 遮熱材の利用
大まかに分けるとこの3種類が主になると思います。
屋根の大きさや歩行・非歩行などによって選定する防水が違います。材質については金属とは違いますので、専門の業者の方に確認する事は大切です。
日常的に紫外線や雨風には当たる部分の為にメンテナンスについては周期的に行うようにして頂きたいです。
▲アスファルト防水
紫外線を受けるために期間を置いてのメンテナンスは必要になります。
最近、ベランダ等の屋根に使われるケースが多くなっていますが、他の部分との取り合いには細心の注意が必要になります。特に防水とサッシ、外壁の取り合いになります。
技術的な事が重要です。取り合いすべてに専門の業者が関わりますが、材料もすべて違うものが取り合い、窮屈な状況になると漏水が起きた時に原因が特定、修理しにくくなります。
屋根の重さに関しては、仕上げる材料の選定により構造の計算がされています。今回この部分では住宅に使われている材料で比較を行います。
ある程度参考としていますが、実際自分の家を確認していただくことが大切だと思います。その中で必要な事は、自分の家が築何年であるかが大事になります。
建築の基準法の改正により、耐震の基準が変ってきている事でお客様の家がどの時点の基準であるかは調べておいた方が良いと思います。地元の役所や設計事務所に耐震診断の依頼をするのもおすすめです。
場合によっては補助が出る場合もあります。
当社では現在、築年数が経っておられるお客様のご自宅で、特に瓦屋根で葺かれていらっしゃる建物に関しては、瓦屋根を下ろして金属屋根に葺き直す事をお勧めしています。
軽くする事での大きな利点は、地震などで起きる横揺れや縦揺れが起きた際に、屋根が軽いと柱や梁・筋交いなどの構造材への影響が少なくなるわけです。
※阪神淡路大震災以降の建物に関しては、より地震の事を考えた住宅が主流になり問題が少なくなっています。
ただし築30~40年近く経過している建物に上に乗っている瓦に関しては少しでも軽くして、
柱や梁、筋交いへの負担を減らす事も大切だと思います。
▲瓦下ろし
▲瓦下ろし完了
▲施工前
▲施工後
現在使われています塗装鋼板に関しては、瑕疵保証10年という事から、まず10年間は塗り直す必要がないと考えます。各塗装鋼板メーカーでは、自社で個別保証できる商品も持っています。商品によっては15年、20年とありますので専門の業者に確認していただくことをお勧めします。
その場合、すぐに塗装の専門業者への連絡は避け、屋根の専門業者(建築板金)に確認する事を第1にお願いしておきます。塗装は塗装業者が専門ですが、塗装では直らない部分がありますので、屋根の専門業者(建築板金)に聞いてもらう方が安全だと思います。
■塗装時期について
一般的には年数によるものが1番と考えます。
表面を見てもらうと錆びが発生してきている場合には、その大きさによって早めの手当てが必要になります。
基本的には表面に塗装を施している為に、下記に示している状態(色あせ、コケ、割れ)が見つかればその対処を行なわなければいけない。表面の塗装が落ちる状態を続けた場合には、基材(屋根のもとになる材用)のスレートが水を吸いやすくなる。水が吸いやすい状態になると、屋根材より下に浸透する可能性もある。
▲表面の色あせ、コケ
▲表面に割れ
この屋根の場合、重要な事は重ねになっている部分の段差(5mm)のところの塗装の付着です。
基本ですが、雨水が入った時に雨水が排出される屋根の構造になっている為に、塗装の膜で塗り込められた場合には雨漏りが起きてしまいます。
塗装の工事で重要な事は段差部分の塗装の膜の「縁切り」を必ず行う事です。薄く塗ったりする事は長持ちしない事にもつながるので、専門業者には必ず確認してもらいたいです。
コロニアルと同様に表面の状態を確認してください。下記に示す状態あせ、砂の状態)を見ます。その上で対処を行いますが、金属やコロニアルとは多少考え方が違うので、これについては塗装、防水の専門業者に確認してみてください。
アスファルトシングルは、下地材の上に防水紙を貼った上で、防水紙と同じ材料でできた材料を接着及び釘止めで重ねて葺を行っていきます。
屋根としては防水材でできている為に、塗装を行う際にはメーカーの仕様によるものを使い塗装を行っていきます。
重ね葺を行っている材料に関しては、雨水が浸入した際に雨水が抜けるように塗装をしなくてはいけません。コロニアルの縁切りという考え方はアスファルトシングルでは行いません。
表面の砂状のものがはがれた場合には、雨樋の中に入っていますので塗装の際に掃除を行ってください。
電力の買い取り制度もあり、最近非常に需要の多い太陽光発電ですが、既に15年以上経っている製品です。
施工方法自体も穴開けから穴を開けない工法と色々と出て来ました。設置するパネルの量も昔より多くなってきています。ただし施行する業者は相変わらず、屋根専門業者・電気専門業者・他業者など、特に屋根に設置する際は屋根の知識が必要になります。
ここでは設置に際して必要である知識や危険個所、取り付け業者に確認してもらいたい事などを書いておきます。
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