壁との取り合い(境目)の雨仕舞

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壁との取り合い(境目)の雨仕舞

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2019/03/07 壁との取り合い(境目)の雨仕舞

宮下板金①

 

 

当社のブログを検索し、毎回見に来て頂きまして
ありがとうございます。
シーリングに頼り過ぎた雨仕舞、雨掛かりを考えた納まり


 

 

まずは写真をご覧ください。

 

住宅、アルミ、出窓サッシ、外壁

 

 

最初の写真は窯業系のサイディングを貼った
外壁と出窓サッシの画像になります。

 

さて外壁材と出窓サッシとの境目にあたる
雨仕舞は現在はシーリング施工が主流になって
います。
シーリング材が経年劣化で切れたり痩せたりして
防水材としての機能が低下した時にどの様な
事が起きるのかと言えば…

雨水(うすい)が室内側に侵入します。
侵入した場合、室内側で言えば窓の木枠に
水滴やシミとなって発生します。

 

侵入する経路を簡単に解説しましたが、現在
推奨されています施工としては通気工法で
透湿シート貼りと窓廻りの防水テープ貼りが
今現状保証されています工法になります。

 

さて、写真に記載してあります①~④の
シーリングにはそれぞれ役割があります。
①、③、④は常に管理が必要な部分の
シーリング材になっています。
②についてはすべてシーリングを使い施工を
してしまった場合には、①で侵入した雨水は
②の中に溜り、室内側に雨漏りが起きる場合が
あります。

 

②については施工範囲を限定する事が必須ですが
その場合、サイディングの切断小口の処理は
必要になります。

 

続いて次の写真をご覧ください。

 

外壁、換気扇、フード

 

 

換気扇のフードになりますが、フードは専用の
木枠にビス止めをする形で取付いています。
写真で示す様に雨掛かりが起きる壁において
木枠に雨が掛かる様に施工されています。

木枠は劣化した場合、水を吸い込み腐朽して
行きます。またその先には室内側に雨水が
侵入します。
経年劣化や雨水侵入を考えた施工とは?


 

 

先の説明の様に家を長く維持して行く為には
途中でのリフォームは必要になりますが、
施工上問題としてわかる事であれば改善を
しておくべきだと考えます。

 

シーリングの施工方法、フードの取付に関しても
もう少し先を見越した考えがあっても良いと
考えます。
実際にはそれぞれ前後の専門業者の事もありますが
施工を統括している建築業者、設計者も常に
考えて行くべき事だろうと思います。

 

 

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