番外!金属鋼板屋根の自由な世界

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番外!金属鋼板屋根の自由な世界

スタッフブログ

2019/06/26 番外!金属鋼板屋根の自由な世界

飯田市の新規のお客様、屋根塗装、外壁塗装で当社のWEBサイトを検索して頂き、定期的に更新をしているブログを見に来て頂きありがとうございます。また定期的にご覧いただいていますお客様、いつもブログを見て頂きましてありがとうございます。

 

宮下板金①

 

今、お客様がお持ちの住宅もリフォームをする事で長持ちさせる事が可能になります。またリノベーションをする事で今の住まいの機能や性能を変える事が出来て、快適さを手にする事も可能になる最新の情報や考え方を提供できる場にしています。その為には住宅の今と昔、技術的な考え方を知ってもらう事も必要になります。

 

 

◇自由な形状に素材、葺き方を変えて意匠にこだわる


 

改めてですが…自分たちの仕事は屋根の仕事になります。建物は住宅、店舗、工場などがあります。屋根の基本形状は切妻、寄棟、片流れが主なものになっており、その他にアーチなどの特殊な屋根もあります。住宅等の屋根の主な部分にはなかなか使われませんが、玄関屋根等のワンポイントには使われることがあります。特殊葺きの屋根はどちらかと言えば公共の屋根に使われるケースがあります。

さて、写真と共に屋根の特徴を話してみたいと思います。写真は5枚ありますがおおまかに分けて3つくらいにしていきます。

 

さて最初の写真をご覧ください。

ステンレス防水、アーチ屋根

 

屋根の形状は上から見るとほぼ四角にはなりますが隅4か所の先端を中心にアーチで下っている屋根になります。当然ながら屋根材はアーチ成型になります。またよく見てもらうと頂点を中心に先端に向かって放射線状になっています。

ステンレス防水、アーチ屋根 、説明

(文面解説をわかりやすい形で画像を編集しておきます)

こちらの屋根はステンレス防水工法を使っています。縦ハゼ部はシーム溶接似て施工がされています。アーチに対応してく為にさざ波加工をしてあります。ステンレスの材料はガルバリウム鋼板に比べて伸縮が大きくなるので歪消しを行う目的もあります。また、放射線の仕上げる為の墨出し、材料の板取りなど…小さな屋根であっても施工には手間を掛けております。

 

さて次になります。

銅板葺、棟部、曲り

 

銅板屋根、ケラバ、曲げ加工

 

次は銅板葺の屋根になりますが、特にこだわっている部分は写真に示している部分になります。屋根の部位で言うと下り棟とケラバ部になっています。両方ともアールで曲がっているのがわかると思います。銅板葺もですがつなぎにはハゼがある為に材料を曲げて行く為には墨出し、材料へのけがき、しぼり、刈り出しなどの技法を使って1枚1枚手間を掛けて行きます。

この部分ですが、我々が最後になる見た目の仕上げを行ってはいますが、下地は大工さんが行う下地がきれいにアーチになっているところに馴染ませるような形で行っています。ですから仕上がった所を見るときれいに見えている訳になります。住宅ではなかなか見る事が出来ませんが、神社仏閣では多く見られますので是非その部分にこだわって見てもらうとわかると思います。

 

さて最後になりますが、両方とも店舗の店先にある屋根になっていました。

菱葺、屋根

 

桟葺、屋根

屋根は桟葺きと菱葺になります。店先に葺く屋根ですが屋根と言うより壁に近い勾配(傾斜)になっています。お客様からはよく見える屋根になっていますし、目的が魅せる様になっています。桟葺きも菱葺も大きい屋根に葺くものと違い、一つ一つの形状や寸法が特殊である事から手加工になっています。桟葺きは溝板を細かくつなぎ、桟になる部分はアールに曲げたものを溝板に掛けながら葺き上げて行きます。

 

見てもらうとわかる様に釘が見えていません。隠し釘でハゼ同士を掛けて締め付けています。菱葺は全体のイメージや材料の板取りを考えて一枚の大きさを決めて行きます。この屋根も基準となる墨出しが重要になります。両方とも魅せる様に葺かれていますので逆に勾配が緩いと見えなくなるので、逆に店舗の店先などには良いと考えます。

 

◆お客様の目に留まる仕事は…


 

説明をさせてもらった屋根に関しては、現在の住宅屋根では余程でない限り、お客様自身が手にする事が出来ていないのが現状だと思います。屋根や壁はお客様本人が見られると同時に不特定多数の方が見る事が出来ると思います。少し屋根や壁にはこだわりたいと思います。我が社としては全体でなくワンポイントの施工も住宅や建物の印象を変える事が出来る事も考えています。例えば壁などは良い場所になるかと思います。

 

◎まとめ


 

お客様には鋼板屋根の可能性や技術を知ってもらい、自分のこだわりをご自宅に使ってもらえると良いと思います。今や既製品が多くなってきている世の中になっていますが、手加工の良さも良いと感じています。ですからある意味場所を限定するのも一つかと考えます。

  • 宮下板金工業からお客様へ

飯田市で屋根塗装や壁塗装に、新たに暑さ対策を含めた建物の屋根、壁、雨といの改修をします。当社の紹介や仕事の内容、お得な情報を定期的発信していますブログになります。

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毎回変えて発信をします。

 

宮下板金②、雨漏り110番②

 

宮下板金工業③,雨漏り110番飯田店 看板③

 

 

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